アルサグループの
環境への取り組み
次の時代を担う子どもたちに豊かな自然を残し、持続可能な社会を実現するため、環境課題に向き合うことは、事業活動を継続するためにも避けることができません。環境負荷を低減しながら、同時に事業を促進する方法を模索しつづけることは、企業の責務だと考えます。
リネンサプライ事業をはじめとしたアルサグループの基幹事業は、レンタルによるリユースと、廃棄を極力抑えたリサイクルからなり、事業そのものが環境にやさしい循環型サービスです。同時に、多くの事業が「水」と密接に関わることから、川や海の環境保全のため、プラスチックなどのゴミ少量化やビーチクリーン活動など、環境に配慮した様々な取り組みを行なっています。
理念に掲げる「人々の暮らしをより快適に」を実現するためにも、「地球の環境改善」に貢献し、サーキュラーエコノミー(循環型経済)、シェアリングエコノミー(共有型経済)を牽引するリーディングカンパニーを目指します。
Solairo Cleaning Factory
「100%植物性洗たく洗剤」量り売り
自社工場で使用しているオリジナルの洗たく洗剤、柔軟剤、粉洗剤を、店頭にて販売しています。ココヤシ由来のココナッツオイル(ヤシ油)が主原料の100%植物性で肌にも環境にもやさしい洗剤を、ご自宅でのお洗濯にもご使用いただけます。また、「量り売り」での販売により年間100kgのプラ容器を削減するとともに、洗剤類の売上から5%を環境保全団体へ寄付しています。
「段ボールハンガー」使用
クリーニング業界でのプラスチックハンガーの大量使用・廃棄に向き合い、ほぼ 100%リサイクル素材の段ボールでできたハンガーへワイシャツ用から変更を進めています。使用後の段ボールハンガーも店舗で回収・リユース後にリサイクルし、年間約420kgのプラスチックハンガーを削減しています。環境保護のための新たな代案として認められ2023年グッドデザイン賞を受賞しました。
「バイオマスフィルム製ビニールカバー」使用と水平リサイクル
以前より使用している再生可能なバイオマスフィルム製ビニールカバーの店舗での回収を開始しました。回収したビニールカバーはプラスチック原料として再利用(マテリアルリサイクル)し、ビニールへ再製品化します。グリーニング業界では日本初の「ビニールカバーの回収・水平リサイクル」の取り組みで、年間1000kgのプラ包装削減の見込みんでいます。
さららいと
「ボトルキャップ」マテリアルリサイクル
宅配水の空ボトルから回収したキャップは、リサイクルメーカーで破砕・溶解・成形し、プラスチック原料としてリサイクルしています。このプラスチックは、ビニール袋やバケツ、ホースなど新たなプラスチック製品へと再生されます。ボトルキャップのリサイクルによって得た収益は海洋環境保全に取り組む団体「一般社団法人 ふくおかFUN」へ寄付しています。
アルサグループ
「ビーチクリーンアップ」活動
「一般社団法人 ふくおかFUN」とともに、福岡市内の海岸にてビーチクリーンアップ活動を実施しています。プラスチックゴミやペットボトル、空き缶などの海岸に漂着したゴミを分別しながら拾い集める清掃活動は、海をきれいにし、海岸の景観を改善するだけでなく、海の生態系を守ることにも繋がります。また、参加者には環境問題をより身近に感じる機会となっています。
一般社団法人 ふくおかFUN
福岡の海の水中環境や生物多様性、自然の不思議・素晴らしさ・楽しさを伝え守っていくことを目的に設立された団体。「博多湾から世界の海をきれいにする」との想いで、主に「スキューバダイバーだからこそできる」という視点に立って、公益性を伴う活動を行われています。
「環境教育」活動
次世代を担う子どもたちの環境についての学びを支援すべく、地域で開催されるイベントなどへ積極的に参加しています。キッザニア福岡主催のワークショップでは、SDGsや環境への関心を育むプログラムとして、段ボールハンガーに自由にデコレーションする世界に一つだけのハンガーづくりを実施しました。より多くの方に環境に関心も持っていただけるよう活動しています。